【敬善坊窯】中里鉄也氏 細工物で名を馳せた曾祖父中里敬太郎注1)と祖父善忠注2)の遺志を継ぎ窯名を敬善坊窯として開窯。 以来、細工物に精進する一方で川上清美氏に師事し器に対する修行を積む。 古唐津を思わせる土味の利いた作品は高い評価を受けていたが、祖父、曽祖父の遺志と名を継ぎ十代目中里又七として細工物に専念することを決意し、今に至る。 注1)十一代 太郎右ェ門天祐の実弟 注2)九代目 中里又七